日本政治の考察
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経済制裁発動で北朝鮮は屈するか?
 北朝鮮から持ち帰られた「物的証拠」の調査作業行われる中、与野党から経済制裁の発動を求める声が広がっている。
 本日(19日)午後には、衆院に「拉致問題特別委員会」を今国会会期中に設置し、「日朝実務者協議で持ち帰った資料の精査、北朝鮮への今後の対応を議論する」ことに自民党と民主党が合意した。
 経済制裁や食糧支援凍結が実施される可能性は、かつてないほど、高まっている。報道からは、そんな印象を受ける。

 拉致問題に関する北朝鮮の対応は、どう見ても誠意あるものとは思えない。問題を解決しようとする姿勢が、そもそも見えない。
 こんな状態で実務者協議を続けていくことに、意味があるのか。相手の出方に合わせて、こちらも相応の手段を取るべきだ――。そう考える気持ちは、大変よく理解できる。

 しかし、ここで熟考しなくてはならないことがある。「北朝鮮が拉致問題の真実を明らかにする条件とは何か」、これである。
 おそらく、真実を明らかにすることは、北朝鮮にとって非常にリスクの高いことなのだろう。ひょっとすると、政権を揺るがしかねないほどに。さもなければ、のどから手が出るほど欲しいはずの日朝国交正常化後の経済支援を我慢して、日本の世論を刺激するような対応に終始する理由が判らない。

 なぜ僕がこんなことを言うのかといえば、経済制裁が北朝鮮に与えるダメージについて、ほとんどまともな議論がなされていないように見受けられるからだ。要するに、北朝鮮政府にとって、拉致問題を明らかにして受けるダメージが50なのに、日本の経済制裁から受けるダメージが20しかないとすれば、ほとんど効き目はないということだ。この辺の勘所を、日本政府や与野党の政治家は掴んでいるのだろうか。

 中には、断固として拉致問題の解決を求めるという日本の姿勢を示すために、経済制裁や食糧支援の凍結を実施すべきだという意見も聞かれる。たしかに首肯できる部分のある主張だとは思うが、この場合、日本政府も十分にリスク計算をしなくてはならない。

 考えるべき第1点目は、国際世論および6カ国協議参加国が日本の行動を支持してくれるかどうかである。特に、日本と比較的立場の近いアメリカおよび韓国が経済制裁の発動に懸念を伝えてきた場合は、日本が孤立化することになりかねない。
 2点目に考えるべきことは、経済制裁を発動しても効果がなかったとき、もはや次に打つべき手はないという事実である。であるからこそ、経済制裁にどの程度の「効果」が見込めるのか、しっかり議論して欲しいと思う。

 横田さん夫妻のご苦悩を思うと、心が焦れる。できることは何でもして差し上げたい、という気持ちになる。
 しかし、「結果」を出せなくては意味がないのだ。威勢のいいパフォーマンスに調子を合わせて、再び拉致被害者のご家族を失望させることがあってはならない。
 そう僕は思う。
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by priestk | 2004-11-19 19:58 | 日朝関係論
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