日本政治の考察
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遺骨は別人――戦略的な北朝鮮外交を
北朝鮮から持ち帰った遺骨は横田めぐみさんとは別人=官房長官
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 許しがたいことではあるが、大方の予想通りの結果だったのではないだろうか。そもそも北朝鮮のような独裁国家が拉致の事実を認めたこと自体が「奇跡的」なのである。

 北朝鮮は、もはや拉致の真相に迫る情報を出すつもりはないのではないか。「真相」がどのようなものか、僕に知る由も無いが、それはおそらく日本の世論を激怒させるものだろうと思われる。情報を出しても出さなくても、日本の反発を買うのであれば、いっそ嘘の情報でも出して時間を稼ごう……そんな北朝鮮の意図が透けて見える。

 政府は、12.5万トンの食糧支援の見合せと、中国を通じての北朝鮮に対する厳重抗議を行うという。北朝鮮の約束した調査が極めて不誠実であることが判った以上、やむを得ない措置だろう。

 ただし、日本単独の経済制裁発動には慎重を期すべきだ。NHK10時のニュースで家族会事務局長の蓮池透氏が主張されていたように、経済制裁の発動は「目的」でなく「手段」に過ぎない。蓮池氏は、国際的な北朝鮮包囲網を形成したり、あるいは経済支援をちらつかせて北朝鮮の妥協を引き出すことも重要であると指摘されていた。つまり、戦略的な北朝鮮外交の必要性を主張されていたわけである。この意見に僕も全く同感だ。

 以前の記事で繰り返し述べてきたように、北朝鮮を追いつめるためには、国際的包囲網の構築が不可欠である。しかし、アメリカは融和的な「ボールド・アプローチ」も選択肢に入れている。韓国や中国は現段階では経済制裁を考えている様子は無い。このような国際環境の中で日本だけが突出すると、6か国協議は日本抜きの「5か国協議」になってしまいかねない。

 拉致問題解決の手段として、何が最も適切なのか。『ニューズウィーク 日本版』12月1日号によれば、慶応大学の小此木政夫教授は、「今のところ、拉致問題を解決する手段はない。解決することがあるとすれば、それは核問題で北朝鮮が妥協する気になったときだろう」と言う。

 専門家の意見は傾聴すべきだが、静観する以外にも日本政府が積極的に打つ手はあるのではないか。たとえば、拉致問題を国際的にアピールすることや、対北朝鮮経済支援の撤回をちらつかせて、アメリカや中国により強硬な姿勢を求めることだ。

 いま、日本と北朝鮮は、壮絶な外交戦を繰り広げている。一時の感情に流されて、戦略を誤るようなことがあってはならないと思う。
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by priestk | 2004-12-09 00:25 | 日朝関係論
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