日本政治の考察
by priestk
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小泉首相の妥協(書評:バーナード・クリック『現代政治学入門』講談社、2003年)
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政治を動かしていく上で、妥協は必然だという人たちがいる。
反対に、妥協するのは卑怯だという人たちもいる。
どちらの意見が正しいのだろうか。
この問題を、小泉政権の現状分析と、イギリスの著名な政治学者であるバーナード・クリックの著作をからめて考えてみたい。

現在の日本政治の風潮から判断すると、
妥協はあまり良いこととは思われていない気がする。

3年前、小泉首相が党内の反対をおし切って、毅然として
改革にとりくむ姿勢をアピールしたことに、国民は歓呼の声を上げた。
「抵抗勢力」への非妥協的態度が、大いに評価されたわけである。

実際、今月末に行なわれるはずの内閣改造を考えてみよう。
(可能性は低いが)もしも首相が党内に妥協的な人事を行なった場合にはどうなるか。
おそらくは、改革に対する裏切りということで、世論の総スカンを食らい、
内閣支持率を大きく減らすことになるとみていい。

では、政治的妥協とは、有権者への裏切りであり、不誠実さの表れにすぎないのだろうか。
もちろん、そうとは割り切れないだろう。

クリック教授は次のようにいう。
「思うに真の政治家がおこなう妥協は、少なくとも『少しでも物事を』良くするものであり、これに反して、時間稼ぎ屋は巧妙に問題解決を引き延ばすだけであって、その問題は後になってほかのひとびとが片づけるべきものとして残されることになる。つまり前者は政権を握ったうえでの活動を追いもとめ、後者はひたすら政権それ自体を追いもとめるだけなのだ」(44ページ)。

つまり、こういうことだ。
あなたが小泉首相の掲げる政策を支持しているのであれば、彼が自民党に妥協したとか、改革の姿勢が後退したように見えるからといって、支持をやめるのはナンセンスである。
それよりも、その妥協が改革を一歩でも進めるためのものなのかどうか、見極めることが大切だ。
あなたが小泉首相の掲げる政策に反対しているのであれば、小泉首相が妥協したように見えたからといって油断するな。取り返しのつかない第一歩を、彼は踏み出すかもしれない。

蛇足だが、僕の小泉首相に対する評価は、「嫌いだが評価できる政治家」である(この評価基準については、以前の記事『書評:魚住昭「野中広務 差別と権力」』を参照)。
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by priestk | 2004-09-22 03:30 | 政治・政治学書籍
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