日本政治の考察
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マタギ料理を食って考えた
今晩のおかずは、マタギから買ったイワナと鴨の串焼きと、マイタケの味噌汁。両親が福島県に日帰り旅行に行き、お土産に買ってきてくれたものだ。母によれば、車一台がやっと通れる崖沿いの山道を行ったところに、そのマタギの店がある。

ちなみに、僕の職場の同僚には福島出身者と宮城出身者がいるのだが、二人とも「福島にマタギがいるなんて聞いたことがない」と言う。一応、ネットで調べてみたところ、会津地方の只見町などには現在も健在だ。
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イワナと鴨は、最初から軽く燻してある。これを家で焼いて食べるのだ。まず、妻が焼いてくれたイワナをほおばった。ぎゅっと詰まった白身の肉。ほのかに香る燻製のような香り。鮎なんかメじゃないほど、旨い。食べごたえもある。鴨は、なんといっても皮が旨かった。肉は鶏肉と比べて固いが、噛めば噛むほど味が出る。

マタギと同じものを食べていると思うと、なんだか自分までマタギになったような気分になるから不思議だ。いや、僕の発想が単純なだけか。笑

マタギは、東北地方に暮らす、狩猟の民、山の民である。熊など大型獣の集団猟を得意とし、猟に際しては仲間内でのみ通じる独自の言葉を使う。また、農耕民族とちがう山神信仰と、厳格な戒律を持つ。

狩猟の生活。正直いって、経済的には楽ではなさそうだ。最近では、観光客相手の山のガイドとして生計を成り立たせているケースも少なくないと聞く。マタギの高齢化も進んでいる。

市場主義経済の波は、奥羽山脈の山深い集落にまで押し寄せてきている。江戸時代以前から続く、マタギという生き方。失われてしまうのは、そう遠い先ではないだろう。どうにも寂しい話だ。いろいろな生き方があっていい、いろいろな職業があっていい、と僕は思うのだが。
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by priestk | 2004-10-27 00:39 | 雑談
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